個性豊かな焼き餃子

餃子マニアの方々に注目されている「餃子専門 丸虎」さんのECサイト用写真を撮影しました。テレビ出演にあわせてサイトでの販売を開始されたいとのことだったので、必要カットの見極め、スピーディな納品、またお店の個性を写真でどう伝えるかを重視して進めました。

使用媒体:ウェブサイト https://gyozamarco.jp/
業界:飲食(レストラン)テイクアウト
受注内容:写真撮影
撮影カット数:26(荷姿・料理イメージ・餃子断面箸上げアップ・特製タレ・店主吉田さんが餃子を握るシーン・店舗外観)
納品保存形式:JPG(AdobeRGB・350ppi)
使用機材:35mm一眼レフ、ストロボ

オレンジピールの入った餃子!?と聞きびっくりしましたが、店主・吉田さんが一流ホテルでフレンチを極められた方だと聞き納得。すらりと伸びる焼き餃子の羽が美しく、とても端正な立たずまい! 最初は白いお皿で撮影する予定でしたが、現場での調整の結果、黒い背景に黒いモダンなお皿を使用することに。シックで、餃子が黒い世界の中に浮かび上がりマルコさんにぴったりの画となりました。
テレビ『ザワつく!金曜日』でも紹介された「極夜餃子」はニンニクスライス、ニンニクオイル、そして角切りのニンニクがゴロゴロと入った一品。牛乳で丁寧に下ごしらえしているので臭みがないそうです。丁寧な下ごしらえに、吉田さんの技とこだわりを感じます。断面アップは箸を器具で固定し撮影、湯気も自作の湯気発生マシンで合成なしで撮影しています。

特製タレのシズルカット

リンゴ酢とハチミツを使ったさっぱり味の特製タレ。形の良い滴ができるまで何度もトライしました。

パッケージと化粧箱

6個入りの個包装とお得な大袋の説明写真。

制作風景と店舗外観

吉田さんが丁寧に餃子を包んでいる姿と、北浦和駅にある店舗の外観もブツ撮り終了後に撮影しました。

事前準備

ECサイトのための必要カット、背景やお皿の想定を入念にしました。ロケハン時に撮影場所とパッケージや化粧箱の大きさ、質感を確認。断面写真に湯気、メインの焼きカットにはオレンジや海老など素材を生で並べるという演出のご希望も事前に共有いただきました。準備のおかげで撮影中に想定外も発生せず、淡々と進められました。

撮影想定中のメモ